スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

「ひとりひとりの力はとても小さいけど、 でも、その思いが合わさって、 繋がって、 いつか世界を変える。 そう信じてる、、」 ~山奥の村の部族の支援活動より~   (#SDGs #国際協力NGO #海外ボランティア #スラムの貧困 #子どもの貧困 #フィリピンセブ #ミンダナオ島マラウィ #内戦の難民キャンプ支援 #フィリピン台風ヨランダ)

NGOの活動で、フィリピン・ミンダナオ島の内戦による避難民キャンプの支援をしている。
現地事務所はセブ島・セブ市にあり、数人の現地ボランティアと一緒にミンダナオ島に行き、支援活動を行っている。
数年前の活動の際、セブ島の北部の田舎からボランティアに参加した現地の女子大生。
避難民キャンプでの支援活動を終え、故郷に帰り、自分でも仲間と共に、山奥の現住部族への支援活動を始めた。
自分もNGOとして支援をしているが、彼女たちは、地域を回り、支援者を募って寄付を集めたり、手作りの民芸品を売ったりして、資金を作っている。

そんな彼女から、支援活動の報告が来た。
山奥の村で、家庭へのお米等の食糧支援と、子どもたちへは文房具等の配布をした。
笑顔いっぱいでフェイスペイントやゲームを盛り上がる子どもたち(大人も)や、目を輝かせて整列する子どもたちの様子が伝わってくる。

本当にどうもありがとう。

彼女と出逢ったのは、10年前にフィリピンを襲った、史上最悪とも言われる超大型台風ヨランダの支援活動で、自分が彼女の住む村を音ずれた時。

セブ市のNGOスタッフの親戚だった彼女は、現地で自分らの活動を手伝ってくれた。

彼女自身も被災者で、家のほとんどは吹き飛び、家族で野宿のような生活を送っていた。

それから、連絡を取り合うようになった。

ミンダナオ島での支援活動に初めて向かう時、いつも居るセブ市の現地事務所近辺でボランティアを募り、声をかけた人たちは、やはり未だゲリラが残る戦場跡での活動ということで、皆が二の足を踏んだ。しかし、そんな中で、彼女(ともう一人)だけが、勇気を持って、ついてきてくれた。

彼女が初めて、NGOの、この避難民キャンプでのボランティアに参加した時に、言っていたことを思い出す。

「ここに連れてきてくれて、そして支援活動に参加させてくれて、ほんとにありがとう。私がまだ高校生だった頃、あの酷い台風が私の村を襲って、何もかもが破壊されて、吹き飛ばされて、途方に暮れてた時、あなたが助けに来てくれた。よくわからないけど、遠い国から。私はそれからずっと夢を抱いてたの。いつか私も、あなたのように、困っている人を助ける活動をしたいって。だから、ここに一緒に来れて、一緒に支援活動ができて、本当に嬉しい。私の夢を叶えてくれて、ありがとう、、」

こうして繋がっていく。

ひとりひとりの力はとても小さいけど、

でも、その思いが合わさって、

いつか世界を変える。

そう信じてる、、、

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