スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

【心ある善意と心無い善意と手のひら返し。思いやりと見せかけの敬意と裏切り。それでも笑顔はきっと嘘をつかない。】~NGOの海外活動報告~スラムの子どもたちへの未来を支えるために、その笑顔を守るために、、

#海外ボランティアスタディツアー #国際協力NGOの草の根支援 #訪れた地のありのままを受け入れるのが異文化体験 #SDGs #フィリピン人は気が利かない #支援とか言ったって結局は外国人の金づる? #KuyaクヤとAteアテ

フィリピンにおけるNGOの支援活動、並びに日本人ボランティアの受け入れとそのプログラムの実施から、先日帰国した。
病気とかではないが、とりあえず心身共に疲れ切ってヘロヘロで、ブログに向かう気力がなく、でも、いちおう現状報告のため(?)、SNSfacebook)にちょい投稿した。
公開設定ではあるが自分個人のタイムラインなので、あまり考えず、文章も推敲せず、結果、ほとんど愚痴のようなものになってた。
ネガティブなことばかり投稿したので、あれ?良いことはなかったのかな?と思い、考えてみた。
もちろんあった。
ちっさなことかもだけど、自分がNGOの支援活動を続けてるのは、こういう瞬間のためなんだな、とあらためて思った。

SNSに投稿したネガティブなことをザクっというと、、、

信用していた現地ボランティアと相談していろんな計画を立てていたら、うまく回らなかったことを、いつのまにかぜんぶこっちのせいにされたこと。まあ手のひら返しというか陰口というか、しょせんこっちは外国人。とゆーわけだ。

それから、大きなことといえば、昨年からの何回かの現地での活動の中で、続けてお金を盗まれていて、その概要が何となくわかったこと。今回までは、もしかしたら自分の勘違い?どっかで落とした?ってむりやり思い込んでみたけど、今回は、毎日マメに残額をチェックした。そしたら、いつどこで盗まれたのかが判明した。誰が、までははっきりとは言えないが、普段から自分らの周りにいる、近しい者の誰かだ。総計50000ペソ、日本円で130000円くらい。現地の人にとっては、とてつもない大金だ。今回はさすがに「事故」ではなく「事件」として対応した。そのせいでどこかで人間関係がいびつになる可能性もあるが仕方ない。お金を盗まれたことのそのすべてが「身内」の犯行なら、いろいろ辻褄が合う。嘆かわしいことだ。

そして今回、経緯が判明したので、スタッフにそのことを話したら、「私たちのせいじゃない」「不注意だから今度からは気をつけなきゃ」、、そして、その翌日に、子どもたちとの交流イベントがあって、とあるスタッフが自分に言った。「子どもたちがお腹を空かせてるから、スナック(おやつ)を買ってあげてくれない?」だと。「は?」と思ったのだが、仕方なく買ってあげた。安いパンを人数分、250ペソ(600円くらい)だった。なんだけど、、、えっと、、、ふつう、大金を盗まれて困ってるって人に、平気で「お金出せ」って言うか?「ここは私たちが」ってならないか?べつにそのスタッフは貧乏な人じゃないので、それくらい出せることはわかってる。

なんか呆れた😅

フィリピン人は人あしらいは上手いが気は利かない。気遣いができないことはわかってるけど、ここまでくると、人格を疑ってしまう。というか、結局、こっちは金づるでしかないのか。

日本人ボランティアもいろいろ難しい。コロナで何か変わった気がする。まあ、人それぞれだと思うが、迎える側として、こっちもまたいろいろ意識を変えなきゃいけないよね。例えば今回、「今、何の時間?」とよく聞かれた。ここ数年(コロナ前)、しばらく聞かなかったその疑問。日本人の時間の使い方への感覚や、理解できない他者への接し方が、コロナで変わったのかも。その「今、何の時間?」をダラダラと(?)楽しむのがフィリピン人で、フィリピン人を理解する第一歩の異文化交流だったりする。次回からは、それを言葉でまず意識に埋め込んでもらう作業が必要になるのだろう。

なんて、愚痴だったり、反省だったりはいろいろあるけど、もちろん良いこともあった。

今回の滞在中、8月末に、フィリピンでは新学年が始まった。
支援地域の子どもたちも、たくさん、新1年生になった。

入学式の日、そこらをぷらぷらしてたら、向こうから制服の少女が走ってきた。

「Kuya John ! 今日から学校だよ!1年生になったんだよ!🥰」

と、めっちゃ笑顔で走って抱きついてきた。

制服も少しおっきめで、まだちっさい子。抱きつくといっても、自分の膝の辺りに。

うん、この子たちの未来を支えるために、輝く笑顔を守るために、自分はがんばってるんだな。

それでいいじゃん。

うん。ほんとに、それでいい。

あ。Kuyaは年上の男性に付ける敬称。この場合は「ジョンにーちゃん」みたいな。ちなみに女性の場合はAte。
Johnは自分のニックネーム。べつに海外だからってわけじゃなくて、それよりも前から日本でもそう呼ばれてる😅ジョンっぽいらしい、、今書いた子はこの白い服の子。
おねえちゃんはなぜか「カズミ」という名前。産まれた時に日本人っぽくみえたらしい。なんかわかる気もする。
弟の髪型は、なぜかモヒカンにされたのか、それとも、ちっさい子の髪の生え方ってこんなふうにもなるのか、それはわからない😅

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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。) あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。
このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。 そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。
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