スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

「しあわせのかたち」 ~ロックダウンによる過酷な状況が続くフィリピン・セブ島。でもそこには、何よりも大切な絆があった、、

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NGOで支援しているフィリピンのスラムで、毎週1~2回の炊き出しをしています。

ロックダウンで外出禁止、仕事もできず、スラムの貧困層の人々は、飢えに苦しんでいます。

毎日、満足にものが食べられない子どもたちは、この炊き出しをとても楽しみにしています。

久しぶりのちゃんとした(それなりに、ですが、、)食べ物を見て、そして何か楽しそうな雰囲気に、

集まった子どもたちに自然と笑顔がこぼれます。

辛い生活のなか、もしかしたら忘れかけてた自然な笑顔です。

学校もまだ始まりません。

というか、基本的に家から出られません。

そして、村のゲートは閉ざされており、週に幾日か、許可証のパスを持った者だけが村から表に、例えば買い物とかに外へ行くことができます。

子どもたちとたまにメッセージのやりとりをします。

フィリピンでは、facebookが、画像や動画なしの文字だけの利用(ようするに、facebookを開いても、画像は空白で、文字だけしか見られないということです。投稿やメールも同様で、文字のみです。)なら、無料なのです。

「〇〇はどうしてる?」

と、相手のクラスメートのことを聞くと、

「わかんない。会ってないし。というか、家から出てないし」

と、返事が返ってきます。

お金もない。

ご飯もない。

外にも出られない。

そんな生活の中、

この炊き出しのような機会は、

お腹を満たすとともに、久しぶりに友だちと会える貴重な時や場、でもあります。

ほんのささやかなものですが、

そんな時間をプレゼントできることが、とても嬉しいです。

せめて、この時だけは、

笑顔でいてほしいから、、、



このスラムの子と

こんな会話をしました。

「毎日、どう過ごしてるん?」

「家にいるよ。」

「何してるん?」

「毎日、家事を手伝ったり、あと、家族で一緒に、家のいろんなことをしてるよ。

そして、家族でたくさんの思い出作ってる、、、」



うん、、

ありがとう。

とてもあたたかい気持ちになったよ。

こんな辛い状況のなかでも、

幸せは、

きっと、

それぞれのそばにあるんだよね、、、

yumekake.hateblo.jpyumekake.hateblo.jp** ** ** **
JOHNです。よろしくお願いします。
海外のことや日本のこと、世界の現実、経済や政治、ポエムまで、いろいろ書いてます😅
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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。)
あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。

このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。 そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。

今後ともよろしくお願い致します。

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【 国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」】

” ただ与えるのではなく、共にわかちあう支援を ”  

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